分散投資は素人がやること

今日は、分散投資についてお話ししたいと思います。

以前、投資セミナーで、参加者の方から
こんな質問を受けました。

「私は、株式投資をしておりますが、
先日、投資のブローカー(情報屋)の人にお会いする
機会があって、そこで、リスクを軽減するなら分散投資が
お勧めですよって、いろいろ投資先を薦められました。

実際のところ、分散投資ってどうなんでしょうか?」

という事で、今日は、「分散投資」について、
こちらのご質問に、私がどのようなアドバイスをしたのかを、
あなたにシェアしたいと思います。

分散投資は「投資の思わぬ落とし穴」ですので、
耳穴を大きく開いて最後まで聞いてください。

先日お話した、「小太りお爺さん」の大罪④は覚えていますか?

大罪④で「小太りお爺さん」は分散投資がすべてだ!
と言っていましたね。

分散投資とは、リスクを軽減するために資金を振り分ける
ことを指しますが、主に3つの分散投資の手法があります。

1つ目:投資先を変える分散投資・・・株式、国債、金、不動産、FX、先物取引、投資信託など様々な金融商品に分散する手法。

2つ目:市場の中で分散する・・・株式市場の中で同業種ではなく異業種に分散する手法。

3つ目:時間的に分散する・・・1度に全ての資金を投入するのではなく、例えば毎月分割して資金を投入するなどの手法。

そもそも、分散投資のメリット・デメリットってなんだろう?

「分散投資のメリット」

● 1つの証券が暴落したとしてもリスクが少ない。
● 1つの投資先が暴落したとしてもリスクが少ない。

「分散投資のデメリット」

● ポートフォリオのチェックをするなどの運用が大変。
● それぞれに売買手数料が発生。

以上が、分散投資の手法とメイリット・デメリットです。

んっ?

ちょっと待ってください・・・

分散投資って、本当にリスクが軽減されているでしょうか?

リーマンショック・大震災などのような金融危機が
起きた場合は、分散投資はリスクを軽減する効果って
本当にあるのでしょうか?

あなたも考えてみてください・・・

・・・・・

・・・・・

答えは「ノー」です。

だって、金融市場全体が暴落したら、
たとえ分散投資をしていてもポートフォリオは全滅でしょ。

こう言うと、分散投資をしている人が
騒ぎ出しそうなので、その理由をきちんと
説明しますね。

リーマンショックのような、金融危機が起こったら
全ての市場に起こすダメージがとても大きいのは
あなたもご存知のはず。

そして、そのダメージは分散投資のポートフォリオ全体にまで
影響します。(私は、こんな状況を想像したくありませんが・・・)

例えば、あなたが、株式、国債、為替、先物、
金に分散投資をしていたとしましょう。

リーマンショックのような金融危機が起こると、
株価は暴落、国債、為替、先物どころか、金さえも
影響を受けてしまいました。

たとえ、分散投資で利益が出ている投資先があったとしても、
それはほんの一部で、分散投資ポートフォリオ全体は壊滅状態です。

あらら、、、

これでは、肝心な「リスクヘッジ」はできていませんよね。

また、ある投資の書籍には、次のように書かれていました。

「投資における幻想の1つに、大きな資産を得るためには、
分散投資が鍵だ」と。

これは大きな間違いです!(キッパリ)

分散投資で一部はリスク軽減される可能性はありますが、
分散投資で大金持ちの仲間入りした投資家は一人も
存在しないのですから。

投資で成功している人たちは、分散投資などせずに、
1つの事に全エネルギーと時間を費やしています。

分散投資を、経営の分野に当てはめて考えても
同じことが言えます。

例えば、ユニクロの柳井氏に経営アドバイスをしたとしましょう。
(実際にはありえませんが^^)

経営コンサルタントが、こんな経営アドバイスをします。

「柳井さん、あなたのエネルギーを全て衣類事業に注ぎ込むのは根本的に間違っています。分散、分散、これこそが成功の鍵なんです。

あなたの会社が扱う製品は唯一、服だけで、卵をみな一つのバスケットに入れている状態です。これは危険です。今の事業にリスクが高いことを考えると服を作る代わりに、逆の動きをする公共事業など非常に安定しています・・・」

いかがでしょうか?

こんな経営アドバイスをするなんて、
とっても、ばかげていますよね。

でも、これがまさしく、投資ブローカーや
投資助言者が薦める分散投資なんです。

分野を問わず、成功する人は自分の目標に対して一途です。
色々なことに手を出して、自分のエネルギーを分散させたりなんて
絶対にしません。

伝説の投資家 バーナード・ベルークは次のように
述べています。

「資金を多くの投資先に分散するのは賢明なやり方でない。人の時間とエネルギーは限られている。エネルギーを幅広く分散すればするほど、それぞれの投資先に費やされるエネルギーが小さくなる」と。

もし、あなたがこれから分散投資を考えているなら、
「元本の確保」根っ子の部分を思い出してください。

投資の成功者は、「元本の確保」のために、
「損をする確立が非常に低い投資先」を発見することに
自らの全エネルギーと時間を費やしています。

これを投資の行動の基本としていれば、
自ずと、リスクを恐れることはなくなるでしょう。

それでは、今日はこの辺で

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